アジル設計の家創りBlog -高気密・高断熱のデザイナーズ住宅＆リフォーム-原価公開方式で建てる、高気密・高断熱のデザイナーズ住宅&リフォームのはなし。

原油高の影響で住宅の建材も価格がアップしています。同じ製品ですが少し部品換え？ 名称を変え？ 又は定価変えず掛け率をアップ･･･食品類も含め全てがアップです。アップしないのは所得だけ。しいていえば下降線かも。
依･ 食･ 住の景気減退で一番最初に影響を生ずるのは｢住｣か？ 昔聞いた事がありますが、住宅の着工数と新車の販売台数が同じ曲線を描くと。そういえば新聞紙面に車の販売台数が日本国内減少と出ている。


8月に仲間との会合ありました。NPO法人消費者住宅支援ネット会員の仲間です。｢もっと元気になりたい工務店｣議題で会員10社ほどで近況報告です。同じ悩み、苦しんでいる、うまくいっている、雑談など様々な近況報告です。何人もの話しを聞くだけで,気持ちが和みました。近況を聞くだけで元気になるもの。
一人で考える事も大事ですが、時々会合もいいものです。3ヶ月に1回ぐらいの開催ですが。

雑誌への広告掲載の営業と面談。
費用はかかるし、でも受注の為にはある程度広告宣伝しないといけなし。
どうも心配が先にたつ？
投資しないで受注はないか。もっといい方法はないか？

いろいろDMが来る。
「年間○○棟の受注がとれた方法を伝授」・「このイベントで○○人も集客」
「ブランド力向上の方法」…etc
本当かな…?
惑わされず自分の創業の理念をしっかり持って行こう。
無駄な経費を掛けずに（豪華なカタログ、多くの社員、モデルハウス等）
いい家を提供して行くことを使命として働こう。
原価公開見積・営業不要(デザイナー一括管理）・完全自由設計の注文住宅をメインの柱として。

完成してお引き渡しが出来たお客様には満足していただいていること間違いないし、
多々ある競合の中から私どもを選択していただいた。
棟数追求でなく、お客様と一緒になって、お客様の想いの住まいをカタチとして創ること。

住宅メーカー思考も少し変わってきている。
一生に一度の大事業の家を、自分の想いで建てたいと思うお客様増えている。
そして、そんな想いを理解してくれる依頼先を探してる。
ブランド、大きいメーカーだから安心、信頼も昨今の社会情勢で絶対ではない。

リフォｰム完了現場の近隣にチラシ撒きをしてきます。
外壁にレンガを使用（特別方式）リフォームの必要ありません。
少し値段は高いのですが、再リフｵーム不要を考えれば安価です。
もうチラシ折り込みはしていません。構造、完成等のイベントも全て手撒きです。
汗は嘘をつかいない。（学生時の監督の言葉）
いい案出ない、どうしょう？ の時は現場へ汗かきにいきます。
（業者の皆さんには迷惑かな？ 手伝いだし文句ないか）

汗だして新しい気持ちで再度取り組みです。

住宅メーカーは、すばらしい家の商品をいくつも持ってお客様に販売しています。
私もそんな中にいて、お客様の要求（ニーズ）をデータからまとめ、
商品開発し販売担当に説明します。
3つ4つも商品があり、さらに毎年少しずつ既存商品も仕様が変わります。
販売担当は大変です。覚えたら変わりですから。

商品化することの本当の狙いは建築専門でなくとも研修を受けて販売出来るようにすること、
他社との違い（差別化）を明確にし、販売増にすることかなと思います。お客様には…？

家々を見ると同じ家はありません。
○○の○○の家かなと思うこともあまり見受けられません。
お客様の敷地の広さ、形はさまざまで、お客様の要望も一人一人皆違います。
そして予算もさまざまです。
商品としての家を売るのでなく、お客様と一つ一つ積み上げて創ること。
住宅会社主導でなく、お客様が主役でお客様の想いを共有して創ることが本来の姿では。
お客様の想いを一番大切にすべきと思います。
本当の注文、自由設計は間取りも仕様もお客様と決めていくことと思います。

販売、融資、設計、現場、インテリア等々と担当が分かれていると、
お客様の想いをそれぞれが感じることは難しいし、
伝達、連絡のミスも生じやすくなると思います。
最初から最後まで一人でやれば解消できる。
現場を知り、価格も解る経験豊かな技術者が…と思います。


■今日は暑い

昨年資料請求のお客様から,今年3月に連絡ありました。
ホームページの施工現場情報見て連絡でした。
土地の問題がいい方向に進展しそうでとのこと。
そして現場に来てくれました。
要望聞きプラン、見積作成、手作り模型持ち説明に行きました。

5月頃近隣と話し合うとのこと。
その後TELでもう少し時間かかるか?何回かメールするも返事無。
心配で本日連絡TELしたらとれました。まだ依頼先決めてないとの事。
「連絡しますよ」との事でホッ!

どうしても、営業経験無で、この後いかにアポイント取ればと。
しつこく連絡されたり、訪問されたりすることが自分にとって「いや」なので、
お客様もそう違いないはず。昔、営業が「昨日は１１時過ぎまでお客様と打ちあわせでした」と言う。
本当かどうか確かめないけどお客様は不快ではないか？
人間関係をそこまで築けているのか？ と。

自分がイヤな事はお客様もいい気分でないと思うので、メールと情報提供で進めることにします。

初めまして。アジル設計の藤巻です。
住まいの新築、リフォームの設計、請負、施工管理をしています。
「権太」ゴンタは私の学生時代のあだ名です。
当時は祖父の名前で呼ぶことが流行し、こう呼ばれていました。

また「徒然草」は思いつくまま書いていこう。
住まいにこだわらず「徒然草」は思いつくまま書いていこう。
住まい以外にこだわらずの想いで銘々しました。

宜しくお願いします。


■まずは私の事から

★サラリーマンとして社会人出発
夜行で上野到着し就職先へ電車でGO（会社総務の案内人同行と上野で数人の同期入社と）。

何故夜行？ 送られてきた切符が夜行列車でした。
夜行列車の中で“旅立つ僕の心を知っていたのか…”
思い出しました。

入社式　三桁の同期社員で答辞を読んだ。

配属　本社開発部　入社式終わり同期各地へ向かう

仕事　サッシ開発そして同部内でツーバイフォー住宅日本導入手伝いが
　　　住まい創りの出会い、以後一貫して住まいへ。
　　　設計積算、資材搬入、土地取得と開発行為、
　　　分譲企画と販売そして５年後解散。
　　　本社○○部門に戻り。
　　　（○億円の損失と聞く。平社員から出直しと同期より遅れ感じるも、能力差感じず。）
　　　２年後、事業開発で日本初の住宅フランチャイズ導入を数人で立ち上げ、
　　　なんと成功へ邁進。その後いろいろでそして今に至るのです。





★就職先・人に感謝

数多くの失敗、迷惑をかけているのにお金をもらえる。
会社はすごい組織だなと。
ならばと、言われてするのは当たり前、やれることをやろう。
（規則の中で）忙しい人の仕事手伝おう。
そして覚えよ。

今思うと自分の仕事の領域を広げ、他人の仕事の領域を狭めてること？
出向、新規事業は為になるなー、
一人何役もしないといけない事が、
素晴らしい先輩、上司（中には？ も）

そして今も私の心に残る、支えの言葉。いくつか書きます。

・ライフサイクルを自分で創れ。
・学歴は学校で終わり、社会人は覚歴が重要。
・能力は35才でまでだよ、その間にどれだけ磨けるか後は磨いた能力を発揮していくこと。
・困難に当たると常に2人の自分がいる。楽な自分と苦しい自分だ。苦しい自分を選択する方へ。
・批判やグチで業績がよくなったためしはない。
・悪口、陰口は倍になって戻る。
・仕事を忘れられる趣味（何か）をもて。
・金は後からくるものだ。
・人は信用しなさい。騙すより騙される方がまだいい。
・美人は飽きる。自分で美人にすればいいんだ。

などなどetc




今日は地鎮祭の雨模様で準備したテント引き上げと、
3カ月分の経理処理の一部。
経理はわからん。

仕分帳？ 出金伝票、入金伝票、現金出納帳…。

暑い1日。昨日はリフォーム見積、資料送付で返事あり「断り」。
原価公開で要望加味し安く、見やすく資料作成も残念。
要望全部網羅。賃貸の計画もあり費用掛けたくないとのこと。
数年で賃貸の計画（投資？）ありで、費用は賭けない方がとの事。
詳しく聞かずてっきり定住する事でまとめた自分のミスかな。教訓です。

住まいは、今も大切ですけど未来も考えて提案しないと、
いつも考えています。
そして住まいは住む人達、家族の全ての事の出発と終着の場と思います。