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なぜ「原価公開」システムにしたか

私の会社はなぜ、見積もりを原価公開にしたかといいますと、一番は「値引き」をすることが常にあります。そしてお客様は一番値引きの大きいところに依頼することが多く見受けられます。


商品、製品などには当然製造原価と利益があり、この二つの合計が価格になっています。そして建築見積もりでは提出した金額から10%、20%またはそれ以上の値引きをすることもあると聞きます。こんなに値引きしても利益はあるのだと思わざるを得ません。見積もりの意味がほとんど無いし、こんなのでは他社の金額聞いて○○円で施工します、でいいと思います。見積もりの仕事はしなくてもいい感じです。10%も20%も値引きすることを不思議(何かある)と思わないといけないと感じています。


こんな弊害、不自然を無くすことの為に「原価公開方式」を取り入れています。従いまして値引きは私どもにはありません。施工中の現場イベントのご協力と見込みのお客様の訪問のご協力、弊社ホームページ掲載等のご協力部分でわずかですが、ご協力費として見積もり提出時に価格をお下げしています。正しい見積もりと本当の原価を知って賢く住まいを建てていただければ幸いです。

勇気づけられました

テレビを見ていて勇気づけられ、感動しました。身体の不自由な方が一生懸命文字を書いているのです。文字は「笑進笑明」でした。

私はとかく落ち込み気味の気持ちを、何とか解消したくてもがいている毎日です。必然的に眉間にシワがより、他人から見ればいつも怒っている顔に見え、家族も、協力業者にも気分悪くさせていたと思う。


そういえば昔、社員を採用する時の面接でこんな人は採用しないようにしよう、と決めていたことに‘眉間にシワのある人’を項目にいれていました。眉間のシワは常に何かに困っている状態にあると思っていたので。中にはシワがあってもそうでない人もいますけど。自分の落ち込みなんて。頭に入れて過ごして行かないと。「笑進笑明」を刻む。笑門来福の言葉もあるし。福が逃げて行くし気づかない。

諦めず情報提供をしないと

集客(名簿集め、見込み客確保)は大変です。仕事の種ですから。いろんなところからDMがきて、当然いい実績のところが記載されています。喉から手が出るほど欲しいし、これだけあつまれば受注も見えるかな~と。「甘い話、甘い話」。


苦労する程、お客様に真剣になれる。昔、集客が多いほど成績が良くない経験もあった。「お客様の顔を忘れる、覚えていない」「話す時間が短い」「提案が遅くなる」などなど。1人1人ときちんとコミュニケーションを。継続的なニュース、資料、メール等をしていくこと。


そういえば先日、メールをしたお客様さまから約1ケ月後に見積もり依頼の返信を頂きました。連絡は無くとも断りの返信が来るまでは継続だ。数ケ月前には「今回は都合により計画中止となりました。ありがとうございました」と連絡あったし。

建築業界にさまざまな規制が

建築に関していろいろな規制が昨今、制定されています。建築以外の法律や規制は法律家ではないのでよく解りませんが、最初に日本で作られたのは、聖徳太子の17カ条憲法でしょうか。人が多くなり人と組織としての統一、価値の基準の明確化かな? それも17の条項で足りた? いまはどのくらいの条項になっているのかな~。ふっと思いました。


法律や規制が無いのがいいけど無理な話で、ただ簡素であればと思う。政治家は法律を作るのが仕事とも聞くけど、無くすことも仕事では。まぁいいか。

正しい住まい作りをしていけば法律も、規制も問題無いし。ただ手数はかかるけどお客様への安心の提供になることなのでがんばります。

ABCをきちんと

当たり前のこと(A)・馬鹿にしないで(B)・ちゃんとする(C)の意味です。

各々の頭の文字をとってABCです。社会人になり、勤めた企業で言われ指導されました。いい言葉でしっかり頭に入っています。


しかしこのABCが簡単なようで、なかなか実行、実践が難しい。

欲、プライド、見栄、利己心、素直な心…少しの勇気があれば。一人一人がABCを実行、実践すれば自分達の住宅業界に偽装も何も起こらないし、社会のさまざまな嫌な事件等もなくなる。

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