_

記事一覧

売れる家といい家は違う

実例現場の完成写真へのアクセス数を見ていて「ふっ」と思い出しました。住宅に携わったころからの思いで「いい家」が売れるとずっと感じています。今も変わりません。「売れる家といい家は違う」ということを以前から聞いており、時々蘇る。


「売れる」ということはお客様のニーズに合ってることに違いはないし、話題になりお客様がどんどん増える。そして会社は儲かる。いいことだらけで自分もそうなりたいと強く思う。見てみた感想は確かにいいけど、屋根形状、アクセントの多い外壁など少し派手。そして構造的に少し無理した感じ。10年20年、そして住むご家族も年齢を重ね、50才、60才となりこの家から出入りするのかと思うと。


まず家は10年20年30年と長期のもので、住む人の色合いにするものと思う。思いは替えず「いい家」をつくろう。丈夫で、長持ちで、住んで気持ちよく、シンプルに。但し「いい家」+ 「売れる家」がベストである。もっともっと考えていかないと。一番はお客様の要望を良く聞き、考えて計画提案すること。住まいは一生に一度の大切なものであることを常に忘れず。目先の儲けでなく、儲けはお客様が一生懸命さをわかってくれて下さるもの。
「愚公移山」正しい思いで迷うことなくコツコツつづけて行こう。

_